発想力

●思いついたことは何でも口に出してみる
突拍子もないようなことでも、何か思いついたら、どんどん、口に出して言ってみよう。
必ず何人かの人から「こうすれば、もっと面白くなる」という反応が返ってくるはずだ。
それを繰り返しているうちに、はじめは単なる思いつきにすぎなかったものが、しだいに形を成し、確固としたプランに変わっていく。
そのさい、まわりの人から「それはダメだよ」「売れそうもないね」などと言われても、決して(決して!)ひるまないこと。
成功する人はみな、他人の嘲笑などには耳を貸さず、自らのひらめきに自信をもって、それを大事に育てているものだ。


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●他人を喜ばせるアイデアを考える
どんなに奇抜なアイデアを考えたところで、人の気持ちを暗くするようなマイナス思考のものでは、受け入れられるはずもありません。
常に他人を喜ばせようなアイデアを考えましょう。
最初は身近な人から考えればよいのです。
離れて暮らす両親の誕生日のお祝い、親友の結婚式の2次会を盛り上げる企画、恋人とのクリスマスの過ごし方など、相手がはっきりしていれば、どんどんアイデアが湧いてくるものです。
そうするうちに、人を喜ばせる発想のポイントが自然に呑み込めてきますから、あとは対象を少しずつ広げて考えていけばよいでしょう。

●あらゆるものにストーリーを作ってみよう
何の変哲もない滝や1本の木などが、そこに「伝説」というストーリーをかぶせることによって、多くの人々をひきつける観光名所になっている、という例が全国各地に数多く見受けられます。
ここに「発想」のヒントがあります。
目に付いたもの全てに(例えば目の前にあるペットボトルに)、自分なりにストーリーを作ってみる、という訓練をしましょう。
(このペットボトルは、実はマイケル・ジャクソンが飲んだものだ。など)
石ころ1つやガラス玉でも、そこに人々の共感を呼ぶストーリーがあれば、あっと言う間に大ヒット商品に早変わりするでしょう。

●野次馬根性全開でヒントを拾い上げる
発想力は、1日や2日で変われるものではないし、ハウツー本を読めば身につくものでもありません。
日常生活のちょっとした工夫、心がけによって、少しずつ磨かれていくものです。
とにかくどこへ行っても野次馬根性を発揮しましょう。
人だかりがしていたら、とりあえず駆け寄ってみる、新製品のキャンペーンをやっていたら、とりあえず試供品をもらう、新しい店がオープンしたら人より早く出かけてみる、ツィッターなるものが流行しそうなら、とりあえずツイッターを使ってみる・・・・・・。
今まで自分には関係がないからと、素通りしてきたことのなかに、発想力を豊かにするヒントがたくさんころがっているものです。

●初対面の相手にどんどんしゃべってもらう
発想を豊かにするには、初対面の人とどんどん話をすることです。
初対面ですから、どんな話が飛び出すのか、どんな展開になるのか、かいもく見当がつきません。
それが刺激になって、思わぬ発想やアイデアが浮かんでくる可能性が高くなります。
相手に思いのまましゃべってもらうためには、こちらはあまり出しゃばらず、聞き役にまわることが大切です。

●●●●● 発想の転換が簡単にできるコツ ●●●●●
●自分の習慣を大胆に打ち破れ
知らず知らず習慣になっていることは、案外多いものです。
創造力を磨くためには、意識的にこの習慣を打ち破ることが大切です。
たとえば朝起きてテレビをつけるとき、いつも同じチャンネルの番組を見ていませんか?
たまには別のチャンネルに合わせてみましょう。
それだけで、今までとは全く違った朝の時間を過ごせます。