2011年10月10日月曜日

交渉のコツ(1)

第1章 思考編「基本姿勢と戦略的アプローチ

1.なぜ交渉するのか?

私たちは、日頃の生活や仕事の中で、あらゆる利害関係者と交渉している。

そのとき、お互いの意向や意思が一致すれば、特に問題なく手続や取引を進めることができるが、求める結果や優先順位が食い違うこともよくある。その場合、どちらかが相手を力ずくで強制するか、または、関係を打ち切るなどのことが考えられない限り、交渉に臨むしかない。したがって、交渉とは、2人以上の当事者が、お互いに異なる立場から、合意できるポイントまで動くプロセスである。



●交渉は「NO」と言われてから始まる。


2.創造的交渉:「Warm & Tough」なアプローチ

ビジネスとして交渉する場合、どうしても、相手を敵視してしまいがちである。また、顧客の立場で交渉する場合も、そうなりがちである。
しかし、どんなに対立しても、合意に向けて交渉している以上は、同じ目標に向かう味方であることを忘れてはいけない。
相手の人格が問題なのではなく、対立しているのは取引条件に過ぎない。
ここで覚えておいていただきたいキーワードは「ウォーム・アンド・タフ」。人には「あたたかく」、ビジネスには「タフ」な姿勢を持つことである。


人間的にあたたかいということは、決して、相手に「譲る」ということではない。ウォームとは、相手の話を聞き、相手の立場を理解し、相手に対する好意を表現することである。
また、相手の心配や緊張感を解消し、時には、雑談や世間話で盛り上がり、気持ちを和ませることでもある。
しかし、そのことと、利益や価値の譲渡とは、まったく別の問題であるのだ。



3.価値を創造しよう

まず、交渉する前に確認しておきたいことは、その取引交渉の目的である。ビジネス交渉の目的は、直接または間接的に「自社のために価値を獲得すること」である。言いかえれば、利益の追求である。
新規契約を成立させる、顧客の不満を解消する、販売数量や販売価格を上げる、仕入れ価格を下げるなど、個々の交渉には、それぞれ具体的な目的があるが、すべては、事業利益を高めるための活動といえる。
したがって、交渉相手である取引先に、価格などの条件を譲ってしまうことは、自社に対する価値(利益)を譲ることになる。

創造的な交渉では、価値は奪い合うものではなく、創造するものである。しかし、予算や営業マージンなど、物理的に限られたパイを取り合う交渉では、どのように新たな価値を創造すればよいのだろうか。

この場合、以下の2つの考え方が必要となる。
(1) 所有する人によって、一切れのパイの価値は異なる
(2) 目に見えるパイだけが価値ではない

また、同じ価値といっても、直接利益につながる「知性価値」と、将来的利益に貢献する「感性価値」の2種類の価値がある。

●知性価値の例
現金、商品、サービス、サポート、資材、人材、保証、保険、契約、権利・ライセンス、時間、値引き、知的財産、その他金額換算できる付加価値など

●感性価値の例
信用、名誉、実績、経験、知識、ノウハウ、ブランド、認知度、評判、好意、誠意、真心、やる気、努力、人脈、地位、可能性など


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2011年10月8日土曜日

3秒で分かるビジネススキル(138) 発想力を鍛えるコツ(2)

●自分のアイデアに酔わない心がけ

ときとして「完璧で素晴らしいアイデアだ」と、自分でもほれぼれするような発想が浮かぶことがあります。

しかし、こういうときこそ、要注意。

自分のプランに酔いしれて、いいことしか考えられなくなり、「ひとりよがり」に陥ってしまうことが多いからです。

思い入れが強いときほど、時間と距離を置いて冷静に見直すとか、ほかの人の意見を聞いてみることが必要です。

それでも欠点が見つからず、十分手ごたえを感じられるなら、まさに本物と言えます。




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2011年10月4日火曜日

相手をあやつる、おすすめスキル「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(2)

【案外気づかない、聞くことのメリット】

(1) 人に好かれる

(2) 情報が集まる

(3) 相手の心がつかめる

(4) 説得点を把握できる

(5) 人の協力が得られる

(6) 相手の能力ややる気を育てることができる

(7) 自分自身の魅力が増す

(8) 集中力が高まる

(9) 話し手をリードできる




●気軽に質問、さり気なく質問

「聞いてもよいのかどうか不安」「どんなときに質問したらよいのかわからない」こんな悩みを持っている人もいます。

確かに質問したいけれど、うるさがられやしないかという不安は誰にでもあります。

そこで、さり気なく、何気なく、大げさに構えないで質問する習慣をつけましょう。




●質問の効果

・ 相手を喜ばせる効果

・ 相手に新たな気づきをもたらす

・ 間違いに気付かせる

・ 自分の考えを深める効果

・ 考えながら聞く習慣がつく

・ 質問したいところを見つけるために、注意深く考えながら話を聞くようになる。

・ 話し手があなたに合わせて話してくれるようになる

・ 質問することで話しては、あなたの理解度に合わせたり、理解度を助ける発言をするようになる。





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相手をあやつる、おすすめスキル「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(1)

第1章「聞き上手」がなぜ求められるのか

1 聞き上手と話し上手について

「聞き上手」が相手なら、誰でも上手に話せます。

つまり、「聞き上手」なら、より良いコミュニケーションが取れるというわけです。

逆に聞くことが下手な場合、コミュニケーションは一方的になり、相手は「自分が話し下手だ」と思ってしまいます。

また、人から好かれている人の中にも「聞き上手」が多いことに気づくでしょう。


話し上手と聞き上手とは、実はどちらか一方のことを指すのではありません。

コミュニケーションは「双方向」です。話す一方でも聞く一方でも成り立ちません。

タイミング良く入れ替わり、キャッチボールのように話が行き交うのが望ましいのです。




2.なぜ聞き上手になることが必要なのか

(1)話し手から好かれる

人は皆、自分の話をよく聞いてくれる人を好きになります。



(2)知識、情報が得られる

聞くとは単に受身ではありません。聞くことで知識を増やし、考えの幅を広げることができます。



(3)話し手をリードできる

聞くことで相手の気持ちをつかんで話し手をリードし、話し合いの方向をつかむことができます。



(4)集中力が高まる

聞くことで、脳が活性化し、思考が活発になります。本気で聞くときは、人は、話すときの3倍から10倍のエネルギーを使うそうです。

従って、聞くことは集中力を養うことにつながります。





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2011年10月1日土曜日

「思いこみ」の企画から本物の企画に育てるワザ

企画を本物にするには、その企画が対象とする人たちを集めて、実際に反応を確かめてみることが大切です。

たとえば20代前半の女性が対象なら、その条件に合う人たちに集まってもらい、企画のコンセプトについて自由にディスカッションしてもらうのです。

そうすることで、一部のマスコミが喧伝する「今どきの若い女性はこうだ」というような一面的な決め付けではない、本当に志向しているものがつかめるはずです。

それが「思いこみ」ではない本物の企画を育てるのです。



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2011年9月21日水曜日

●適切な目標を設定する

まず、短期的な目標と長期的な目標を区別する必要がある。
多くの人は短期的目標を設定するとき、あまりにも野心的な目標を設定しすぎる。
たとえば、年収300万円の人が半年でいきなり1000万円を稼ごうとするのが、そうだ。
不可能とは言わないが、可能性は極めて低いだろう。
人間の心は自分の現在の思考パターンと大きく違った思考を拒絶する傾向がある。
したがって、年収300万円の人が半年で1000万円を稼げるようになると、自分を納得させようとしても、心はどうしてもそれを拒絶
してしまう。
段階を追って、300万円から500万円に年収を伸ばし、次の目標を800万円に設定して、最終的に年収1000万円を達成するとい
う目標を設定するほうが現実的だ。
そうすれば、少しずつ自信がついて、心は抵抗を感じなくなる。
それに対し、今後数年間で達成したい長期目標については、高い目標を設定したほうが得策だ。
野心的な目標を達成することについて非常にワクワクし、目標に向かって進むうえで勢いがつく。
長期的な目標を達成する過程で小さな成功を何度もおさめることで、あなたは元気と勇気を得ることができる。

2011年9月15日木曜日

3秒でわかるビジネススキル用

●「足してみる」発想から「引いてみる」発想へ
商品開発などでよく行われているのが、「今あるものに何かを足してみる」という考え方です。
たとえば何かの機能を付け加えようとする、それだけでスイッチやボタン類が増えて、製品のまわりがボタンだらけということになりかねません。
そうではなく、「今あるものから引いてみる」という発想を持てば、高機能にしながら、ボタン類を少なくし、操作性をよくすることが可能になるはずです。(iPodを見るとよく分かります。)
要は、人の手間をいかに省いていくか、という発想の切り替えがどこまで徹底できるかにかかっているといえます。

●他人のアイデアを賢く「盗む」
他人のアイデアを賢く「盗み」ましょう。
発想段階では他社の広告やマーケティングを下敷きにして、そこに疑問を付け加えたり、視点を変えて眺めることで、まったく別の一面が見えてくることがあります。
そうなれば、参考にしたアイデアとは別のものが新しく生まれる兆しが見え始めたと言えます。
そして、世の中が新しいものを追い求めているときは、レトロな味わいのなかに可能性はないのか、安いものへの求心力が強いときは、逆に高いものを提案してみるなど、まわりとは逆の発想をもつことでバランスを取ることが肝心です。

●没になった企画の見直しをする
会社には、過去に没になった企画がおそらく山のようにあるはずです。
それらがなぜ没になったのか、その理由を考えることも、使える企画を生み出すためには欠かせないステップだと言えます。
本当に内容が悪かったのか、タイミングが早すぎたせいではないのか、という視点で、もう一度、死蔵されている企画のストックをひっくり返してみてください。
なかには、ちょっと磨くだけで玉のように輝き始めるものが現れるかもしれません。

2011年9月14日水曜日

発想力を磨く!

●「あとで」の気持ちがヒントを迷子にする
新聞や雑誌で企画やアイデアのヒントになりそうな記事を見つけたら、とにかくその場でちぎってしまいましょう。
手許に挟みやカッターがないから、あとで切り抜こうと思っているうちに、面倒くさくなったり、記事の存在を忘れてしまうのです。
付箋をつけていても、雑誌が積み上がって山のようになっていくと、わざわざ引っ張りだすのが億劫になってしまうものです。


●常日頃からトレーニングを欠かさない
ひらめきを企画にするには、常日頃のトレーニングが不可欠です。
何かひらめいたら、必ずターゲットは誰なのか、ということを明確にしてください。
たとえば「対象は20代後半~30代前半の独身OL」「30代前半の主婦」「年収600万以上のビジネスパーソン」というように、誰に向けてメッセージを発信するのかをはっきりつかむことです。
そして、「なぜ彼らがそれを必要としているのか」という背景が明確になれば、企画としてほぼ出来上がったも同然です。
あとはコストやスケジュールなどを考慮しながら検討を加えていけばいいのです。

●いい上司についたら百人力
上司に恵まれると、あなたの「ひらめき」が企画に活かされる確率はグンとアップします。
自分の運の強さに感謝しましょう。
いい上司は、企画を立てたりまとめたりする際の秘訣など、適切なアドバイスをしてくれたり、ヒントを与えてくれたりします。
また、こうした上司は、社内での顔も広く、強力なネットワークを持っていることが多いので、いざ、企画を立ててプレゼンするということになったときには、心強い後ろ盾になってくれるはずです。

●企画に押し上げるための見直し8カ条
1)誰が主体なのか
2)どういうことをしようとしているのか
3)必要条件は何か
4)ターゲットは何か
5)どこでどう展開するのか
6)いつ実施するのか、期限の余裕はあるのか
7)予算・価格にはどんな制限があるのか
8)競争相手、先行している相手はいるか

2011年9月9日金曜日

読んだことが生きる読書法

1)明確な目的を持って読む
2)あらかじめ質問を用意して読む
3)問題点の早期把握
4)問題解決の観点から読む
5)内容的に競合するものと比較して読む
6)イメージを追って読む
7)著者の立場と希望を理解して読む
8)著者の主張するポイントを確実に証明する証拠、根拠があるか?
9)どこが事実でどこが推定か区別して読む
10)今後のスケジュールという観点から読む
11)用途、応用可能性を頭に置いて読む
12)「自分でやってみるには?」ということで読む
13)利用することによるメリットはどこにあるか考え読む

忘れないうちにメモするのが大原則

街を歩いていたり、電車に乗っているときに、ふと、新しいアイデアや企画がひらめくことがある。
そんなとき、あとでじっくり考えてみようなどと思って、そのままにしていると、いつしか忘れてしまうものだ。
何であれ、思いついたことは、その場でメモを取ることが肝心だ。
手近にメモ用紙がなければ、携帯電話にメモろう。
こうして書きためた思いつきやひらめきが核となり、やがて大プロジェクトに発展していった例は数しれない。

「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(9)


1.聞く態度を意識しよう

態度は、相手の目に映る第一印象を左右します。聞き手の態度は、相手の目に肯定的で誠実味あふれる人間として映ります。

(1)ボディランゲージ

肯定的表情、興味津々の表情、快活でもっとあなたの話を聞きたいよ、と体全体で訴えていく聞き方ができたら、誰からも好かれる存在になれます。


(2)目線に気を配る

要所要所で、話し手の目を見ながら、あいづち言葉やうなずきを入れます。

話し手にまわったとき、反応のない聞き手ほど、やりづらいことはありません。

実はきっちり反応を示すのに、多弁である必要などないのです。

生き生きした、あたたか味のある肯定的目線を向けるだけで、話し手はほっとし、話しやすくするものです。

これがアイコンタクトと言われています。


(3)笑顔とやわらかな表情

笑顔のよい人のまわりには人は集まります。

笑顔は万国共通のマナーとも言えます。

「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(8)


6.質問を利用して話を前進させる

会話や会議の場などでは、自分が原則的に聞き手の立場にあるというケースがたくさんあります。

そうした場合、往々にして聞きっぱなしに終わり、すっきりしない気持ちを味わうことがあります。

それを防ぐには、質問という形が便利です。

A.不明な個所を質問する(他の人も一緒に確認できる)

・「と言うことは来週から治験が行えるということですね?」



B.自分の意見を質問の形でする(表現が柔らかくなります)

・「少し短すぎるという心配はありませんか?」


C.反論をいきなりしないで、質問の形でする(表現が柔らかくなります)

・「来週で集計を終わると、早すぎて困る人もいるんじゃないでしょうか?」




「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(7)


5.指示したいときも質問で

指示命令は、上の者から下の者へという構図がはっきりしすぎて言われたほうはうれしくないと感じる人もいます。

なかには反発する人もいます。

そこで質問を使い指示がましくなく、対等の人間関係という意識をしっかり相手に感じさせながら、こちらの言い分に協力してもらいます。


●指示したいときの質問

指示したいときは、話のもっていきかたがとても大切になります。

来週は残業してもらわなければならない同僚に、話す場面を想定してみましょう。


あなた「来週のアフターファイブの予定、何か入っている?」

同僚「え?なんでそんなこと聞くんですか?」

あなた「あ、悪いね。プライベートだものね。すまないけどさ、来月、症例検討会でしょ?今月中に問題症例をリストアップするように言われたわけよ。それでえ来週の都合のつく日に皆で残って、その準備ができるといいかなぁと思って・・・・」

同僚「あ、そういうことですか。いきなりプライベートの都合を聞かれて、びっくりしたよ。いいですよ。実は水曜日以外なら空いています。」


こういう具合に「相手の都合をまず質問する+詫びの言葉+なぜの理由や方法」の順で話をすすめると、相手は指示されたと感じることは少なくなりますし、自発的に行動してくえることもあります。

人は、自発的な気持ちで行動したいのです。



2011年9月8日木曜日

「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(6)


4.上手な質問のしかた

効果的な質問をすると、その質問によって、話し手がより話しやすく、またより焦点が絞られて、話し合いの方向が明確になるものです。

仕事の場面の話し合いだけでなく、人が話すときには、何らかの目的があります。

聞き手のあなたが目的を明確に意識して、その方向に質問を向けてゆけば、話は広がります。


●焦点を絞る

「そう、同行OJTに行ったのね。どこの施設に行ったの?」

「つくば市の施設です。とても感じのいい先生でした。」

「なるほど、感じのいい先生だったのね。」

「ええ、そうです。CRCさんも多くて、治験が進むと思います。」

「そうなのね。その施設ではCRCさんは専任なのかしら?」

「はい。SMOの●●から派遣されていると聞きました。」


実は「質問者」が会話をリードできる。



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「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(5)


2.「聞いている」とアピールする聞き方


●あいづち+ポイントを繰り返す

相手の話のポイントを繰り返して確認しながら聞く、このような聞き方を、「アクティブリスニング」といいます。

たとえば、次のような表現がそうです。

「なるほど(+)大急ぎで行かれたのですね?」

「やっぱり(+)スキーが一番お好きなのですね」



●アクティブリスニングのメリット

・       積極的に聞いていることをアピールできる

・       「よく聞いてくれる」という安心感を与えることができる

・       確認しながら聞くので、間違いや行き違いが減る

・       自分の集中力をアップできる

・       話し手に考える間を与えるので、おだやかに話し合える

・       人に感謝される(聞いてくれてありがとう!




3.「あいづち+ひと言」で幅を広げる

プラスひと言があいづちのバリエーションを増やします。気持ちを込めたあいづちを打ちましょう。


●あいづちだけではそっけないときに

「そう(+)良かったね。」「なるほど(+)うれしかったでしょう」「そりゃ大変だね(+)でもよくがまんしたね」「ええ(+)本当に助かります」

A.      あいづち(+)共感を示すひと言
・       なるほど(+)おっしゃるとおりです


B.      あいづち(+)話しての気持ちを代弁するひと言
・       そうですか(+)お困りになりませんでした?


C.      あいづち(+)自分の感想や意見
・       そうなんですか(+)私ならそうできなかったかも知れません


D.      あいづち(+)自分の感動を伝えるひと言
・       はい、そうなんです(+)本当に助かります


2.「聞いている」とアピールする聞き方


●あいづち+ポイントを繰り返す

相手の話のポイントを繰り返して確認しながら聞く、このような聞き方を、「アクティブリスニング」といいます。

たとえば、次のような表現がそうです。

「なるほど(+)大急ぎで行かれたのですね?」

「やっぱり(+)スキーが一番お好きなのですね」



●アクティブリスニングのメリット

・       積極的に聞いていることをアピールできる

・       「よく聞いてくれる」という安心感を与えることができる

・       確認しながら聞くので、間違いや行き違いが減る

・       自分の集中力をアップできる

・       話し手に考える間を与えるので、おだやかに話し合える

・       人に感謝される(聞いてくれてありがとう!




3.「あいづち+ひと言」で幅を広げる

プラスひと言があいづちのバリエーションを増やします。気持ちを込めたあいづちを打ちましょう。


●あいづちだけではそっけないときに

「そう(+)良かったね。」「なるほど(+)うれしかったでしょう」「そりゃ大変だね(+)でもよくがまんしたね」「ええ(+)本当に助かります」

A.      あいづち(+)共感を示すひと言
・       なるほど(+)おっしゃるとおりです


B.      あいづち(+)話しての気持ちを代弁するひと言
・       そうですか(+)お困りになりませんでした?


C.      あいづち(+)自分の感想や意見
・       そうなんですか(+)私ならそうできなかったかも知れません


D.      あいづち(+)自分の感動を伝えるひと言
・       はい、そうなんです(+)本当に助かります




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「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(4)


1.あいづちは声に出して

聞き上手になるためには、あいづちを必ず声に出すことをおすすめします。

気安く声を出す習慣を自分のものにするためにも、必ず声を出して、言葉を使うあいづちをしたいものです。

【話し手の意欲をかき立てるためのあいづち】

(1)     打てば響く、声に出したあいづちを使う

(ア)     はい
(イ)     そうですか
(ウ)     いいえ
(エ)     どうぞ
(オ)     よかったですね



(2)     同意のあいづちを使う

(ア)     なるほど
(イ)     まったくね
(ウ)     分かります
(エ)     本当ですね
(オ)     大変だったね



(3)     整理するあいづちを使う

(ア)     つまり、こういうことですか
(イ)     ということは、これとこれが言いたいわけですね
(ウ)     こんな面もあるわけですね



(4)     促すあいづちを使う

(ア)     それからどうしたの?
(イ)     Aはともかく、Bはどうですか?
(ウ)     話は変わるけれど



(5)     ボディランゲージによるあいづちを使う

(ア)     うなずく
(イ)     アイコンタクト
(ウ)     首をかしげる
(エ)     手で示す



●声を出すあいづちは意見になる

声に出して言うあいづちは、聞く側の意見にもなります。

自分の意見を言おうとすると、緊張してしまってという人も多いかもしれません。

まして、反対意見や、断りは、本当に難しいものです。

そんなときも、短いあいづちを、的確な間合いで入れ続ければ、あまり緊張しなくなります。

「そうですか、でも困ることもありますね」のように、相手のそのときの気持ちを想像して共感のあいづち(「そうですか」の部分)にしながら、そろりそろりと、自分は反対だ、断りたい意向だ(「でも困ることもありますね」の部分)と、知らせる方向に持っていきます。

相手の言葉に対してストレートに反対意見を切り出したり断ったりすることで、その場を一挙に張りつめた空気にしてしまう、あなた自身も緊張してしまう・・・あいづちは、そのような状態を防ぐクッションです。



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「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(3)


3.人間性は聞き方に出る

話しては、聞き手の様子を見ながら話しています。聞き手のありようが、話し手に喜びを与えもしますし失望もさせます。

課題

(1)     聞き手がどんな態度なら話し手に嫌がられると思いますか?

(2)     聞き手がどんな態度なら話し手に信頼されると思いますか?



そして、相手を思う方向に導く技術が「質問」です。









「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(2)


【案外気づかない、聞くことのメリット】

(1)     人に好かれる

(2)     情報が集まる

(3)     相手の心がつかめる

(4)     説得点を把握できる

(5)     人の協力が得られる

(6)     相手の能力ややる気を育てることができる

(7)     自分自身の魅力が増す

(8)     集中力が高まる

(9)     話し手をリードできる




●気軽に質問、さり気なく質問

「聞いてもよいのかどうか不安」「どんなときに質問したらよいのかわからない」こんな悩みを持っている人もいます。

確かに質問したいけれど、うるさがられやしないかという不安は誰にでもあります。

そこで、さり気なく、何気なく、大げさに構えないで質問する習慣をつけましょう。




●質問の効果

・ 相手を喜ばせる効果

・ 相手に新たな気づきをもたらす

・ 間違いに気付かせる

・ 自分の考えを深める効果

・ 考えながら聞く習慣がつく

・ 質問したいところを見つけるために、注意深く考えながら話を聞くようになる。

・ 話し手があなたに合わせて話してくれるようになる

・ 質問することで話しては、あなたの理解度に合わせたり、理解度を助ける発言をするようになる。




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「傾聴力」を高めるコツ・ポイント・・・(1)


第1章「聞き上手」がなぜ求められるのか

1 聞き上手と話し上手について

「聞き上手」が相手なら、誰でも上手に話せます。

つまり、「聞き上手」なら、より良いコミュニケーションが取れるというわけです。

逆に聞くことが下手な場合、コミュニケーションは一方的になり、相手は「自分が話し下手だ」と思ってしまいます。

また、人から好かれている人の中にも「聞き上手」が多いことに気づくでしょう。


話し上手と聞き上手とは、実はどちらか一方のことを指すのではありません。

コミュニケーションは「双方向」です。話す一方でも聞く一方でも成り立ちません。

タイミング良く入れ替わり、キャッチボールのように話が行き交うのが望ましいのです。




2.なぜ聞き上手になることが必要なのか

(1)話し手から好かれる

人は皆、自分の話をよく聞いてくれる人を好きになります。



(2)知識、情報が得られる

聞くとは単に受身ではありません。聞くことで知識を増やし、考えの幅を広げることができます。



(3)話し手をリードできる

聞くことで相手の気持ちをつかんで話し手をリードし、話し合いの方向をつかむことができます。



(4)集中力が高まる

聞くことで、脳が活性化し、思考が活発になります。本気で聞くときは、人は、話すときの3倍から10倍のエネルギーを使うそうです。

従って、聞くことは集中力を養うことにつながります。




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自分の習慣を大胆に打ち破れ

知らず知らず習慣になっていることは、案外多いものです。

創造力を磨くためには、意識的にこの習慣を打ち破ることが大切です。

たとえば朝起きてテレビをつけるとき、いつも同じチャンネルの番組を見ていませんか?

たまには別のチャンネルに合わせてみましょう。

それだけで、今までとは全く違った朝の時間を過ごせます。

他人を喜ばせるアイデアを考える

どんなに奇抜なアイデアを考えたところで、人の気持ちを暗くするようなマイナス思考のものでは、受け入れられるはずもありません。
常に他人を喜ばせようなアイデアを考えましょう。
最初は身近な人から考えればよいのです。
離れて暮らす両親の誕生日のお祝い、親友の結婚式の2次会を盛り上げる企画、恋人とのクリスマスの過ごし方など、相手がはっきりしていれば、どんどんアイデアが湧いてくるものです。
そうするうちに、人を喜ばせる発想のポイントが自然に呑み込めてきますから、あとは対象を少しずつ広げて考えていけばよいでしょう。

思いついたことは何でも口に出してみる

突拍子もないようなことでも、何か思いついたら、どんどん、口に出して言ってみよう。

必ず何人かの人から「こうすれば、もっと面白くなる」という反応が返ってくるはずだ。

それを繰り返しているうちに、はじめは単なる思いつきにすぎなかったものが、しだいに形を成し、確固としたプランに変わっていく。

そのさい、まわりの人から「それはダメだよ」「売れそうもないね」などと言われても、決して(決して!)ひるまないこと。

成功する人はみな、他人の嘲笑などには耳を貸さず、自らのひらめきに自信をもって、それを大事に育てているものだ。